Pernod

所望のきっかけはラベルに書かれていた「19世紀パリのカフェでもっとも親しまれ云々」といううんちくだった気がします。自らよりもアルコール度数の低い液体で割られると白濁するおもしろいお酒です。
ただこのお酒はすごく癖があって、私が最初に飲んだときは油絵の塗料を溶かし込ものを飲んでいる気がして、グラスに注いだ半分以上を残してしまいました。それくらい独特の香りで舌への刺激が強烈に残るのです。でも、飲み慣れてからはお気に入りの銘柄のひとつになりました。
個人的な印象ですが、このお酒にはハーブを含む独特の甘い香りと強い味わいから、蟲師に出てくる神酒(こうき)のような印象があります。