Ollie King (Arcade)

遊んできました。初めてプレイする前に誰かがやっているのを参考にしようとしばらく筐体の周りをうろうろしていたんですが、結局最後まで私以外誰もやってませんでした。仕方なくへっぴり腰でスケボー型コントローラーの上にのってよろよろふらふら。筐体がゲームセンターのすぐ入り口に設置されていたので、かなりの羞恥プレイでした。
基本はスケボーのレースゲームなのですが、このゲームのキモはとにかく踏み切りやハーフパイプでエアートリックを出しまくれ、ということにつきます。エアーを出した瞬間、一気にスピードが上がるのです。突拍子がなくて笑えますが。
ジャンプ台ギリギリで踏み切ったり、前に踏み込んでから後ろを踏んで飛ぶとSSやXレベルのトリックを繰り出し、スピードは99km/h MAXまで跳ね上がるわ背景は同心円上に融解して色彩が剥離するわで大変です。死ぬほど飛んで急降下していくときはものすごい壮快感でした。
あとは普通のレースゲームだったらコーナーをきれいに曲がれるようにがんばるところでしょうが、このゲームは違います。コーナーには大抵ハーフパイプがあるのでみんなしてコーナーに突っ込んでいきます。ハーフパイプでエアーを決めたほうが圧倒的に速いからです*1。エアーで加速という大胆な俺様システムがこのゲームをユニークなものにしているという端的な例だと思います。
ステージの作り込みもすばらしい箱庭感で、JSRチームの本領発揮でした。路面電車が真正面から迫ってくるサンフランシスコ、チューブの路線やロンドンブリッジをグラインドするロンドン、瓦屋根をぴょんぴょん飛びながら忍者相手にレースする京都と、遊びまくり。
人前で遊ぶのは恥ずかしかったですが、非常に良いゲームでした。お店がうるさくて音楽がほとんど聞こえなかったのは残念でしたが。
マイキャラはRipper君でやってます。選ぶと「Right Choice!」とか言う自信過剰ぶりですが、どうせ私が使うのでへたれてます。

*1:レース終了後の一言アドバイスでも「コーナーではハーフパイプに突っ込め!」とありがたいお言葉が頂けます。