beatlab

唐突ですが、萌えラップというものはもうすでに存在しているんでしょうか。私はお目にかかったことがないんですが*1
萌え要素を含んだ楽曲の完成度は個々のパートの技術的錬度ではなくその融合度合いにあると思うのですけど、そのなかで「ラップ」という要素をどのように消化すれば「萌える」のか、そのソリューションがいまいち思いつかないんですよね。
たとえば萌えソングというのはここ数年でもちまたに溢れているわけで、そのなかでも萌えという要素をうまく生かし切ったいくつかの文化的な音源を認めるにやぶさかではありません*2
でもラップは身体でリズムを刻み必要なら韻を踏むなど、フィジカルな基礎技術のボーダーが歌とは比較にならないくらい高いのではと考えてしまうのですよ。これは単純に萌えを提供してくださる歌い手さん(アイドル声優含む)の技術を高めればいいとかそういう問題ではなく、いかに技術力が問題にならない萌えラップのスタイルを確立し、それに相性のいいトラックを用意していけるかにかかっていると思います。誰かがんばって。


近況ですが、サウンドロップ萌えというガチャガチャに興味を惹かれ、1回やって妹を手に入れました。「おおおおおおおおおにーおにーおにおおおおおおおおおにーーちゃん☆」などと古典的に16ビートを刻んだりして遊んでます。卵型で手の中にすべすべと収まるので結構お気に入り。

*1:女性に限ります。男性であれば、(今回私の想定する萌えとはだいぶ路線が外れますが)スチャダラパーのアニ、そして最近彗星の如く現われたEminem, Zeebraの強烈disで有名なノリアキなどの数人が挙げられます。

*2:小倉優子朝比奈みくる後藤邑子さん)などのPizzicato Five的なポップチューン、それにぱにぽにのメタアイドルソング的な路線はおもしろいと思います。個人的な好みですけど。