guitar flute and string

ラプ＆ポップをビデオで見ました。画質が大学の自主制作レベルと同じかそれよりも低いレベルだったので、カントクの映像に対する力量がむき出しになっていて興味深かったです。庵野さんは切り取りかたで見せるなあと。
大人の悪意みたいなものは控えめに描かれる程度で、全体的にはアホな女子高生のお話でした。自由すぎてついていけなくて鈍感になってしまったり、芯のある人がまわりにおらずリスペクトの行き場がなくってしまったとか原因は言おうと思えばいろいろ言えるんでしょうけど。
同じ90年代末期の渋谷を描いたものとしてゲームの「街」を思い出すんですが、彼女たちみたいな要素をあまり描写しなかったというのは結構な抜け落ちだったのかもしれません。