MusicStation 2/27

ほぼ甲殻機動隊SAC専用受信機になりかけていたTVですが、小山田圭吾さんがサポートメンバーとして坂本龍一氏のTVプロモーションに付いてまわっていたので、しっかりビデオ録画して観ました。
スーツをしっかりと着込み、右手はキーボードのバッキングを維持しつつも、左手はKaossPadというトラックパッドのようなインターフェイスでエフェクトをかけるコントローラーでラッパーの声をグシャグシャにしていた坂本氏もかなり見ていて面白かったんですが、小山田さんはギターをほとんどギターと思っていないような扱いで弾いていてさらに興味深かったです。ギターという比較的見慣れた筐体から、しいて言うならオーバードライブさせたテルミンのような音を出していました。
思えばこれまで生きてきて、私にとって明確なギターヒーローというのは皆無だったんですが、彼のプレイを見てちょっと憧れました。何度も何度も巻き戻して彼がソロを取るシーンを見直してしまうくらい。
Mステは、なんだか緊張感ビシバシのなかでクオリティーの高い生演奏をした坂本龍一氏メンバーとその他出演者とのあいだにものすごい空気差みたいなものがあり、「場違いですかね」と茶化した坂本氏の発言はジョークになってなかったです。実際に音の流れた後のスタジオは、空間全体が毒気を抜かれてましたけど。その場に居合わせて聴くことができた人が本当にうらやましいです。
今週のHEYx3やうたばんにも出るみたいなので久しぶりにチェック。